すずろごと

偏見にまみれた140文字以上のついーと

金の斧か普通の斧か

-あなたが落としたのは金の斧?銀の斧?普通の斧?

-ふ、普通の斧です・・・

-あら正直者ね。金の斧あげるわ。

 

みたいな展開はあくまでおとぎ話でしかない。

現実では普通の斧を落としたという正直者は普通の斧を受け取るし、
金の斧を落としたというがめつい奴らは金の斧を受け取る。

それどころか、何も落としてないのに金の斧を落としたという主張をする奴らだって、時には金の斧を受け取りやがる。

 

店員やってて、前者に気持ちよく利用してもらいたいけれども、細心の注意を払う相手は後者だし、

前者にサービスをしたいけれども、多くサービスを受けるのは無理難題を要求する後者。

だからと言って後者とやり合おうと思ったら時間も労力も取られまくって他のことがままならない。

 

ということはとりあえず金の斧主張し続けた方が得?

前者ってただの阿呆?

 

前者でいるか、後者でいるか。

それを決めるのは損得勘定ではなく、自分の矜持。

そして、どちらの自分を好きな人に囲まれたいか。

それを忘れないようにと、ときどき胸に刻みなおす。